信号待ちで、青信号になった時にギアをN(ニュートラル)から1速へ入れようしました。すると、1速にギアが入りません。クラッチレバーを握ったり離したり、アクセルを吹かしてみたりしても1速に入りません。2速には時々入りますが、その後1速に入れても入らず、しかたなく2速発進してみたりと、こんな症状が時々出るようになりました。
最後にミッションオイルを交換したのは、2018年10月の走行距離11,000kmでした。2020年3月の走行距離は12,000kmで、まだ1,000kmしか走っていません。しかし、前回交換してから約1年半経過しています。 そこで、ミッションオイルを交換してみることにしました。(サービスマニュアルには6,000km毎と書かれています)自分でミッションオイルの交換するか、ショップ(量販店)で交換するか考え、実際にオイルを交換した時のことのついてまとめました。
自分で交換?ショップで交換?
自分で交換した場合とショップ(量販店)で交換した場合を比較してみました。
自分で交換の場合
まずミッションオイル交換に必要なものは、
ミッションオイル
(オイルの規格:SF.SG.SJ オイルの粘度:10W-40 必要オイル量:0.63リットル)
¥1,055円 (2020.3.21の価格)
カワサキ純正のミッションオイルが無いので、ヤマハのオイルを選びました。
廃油処理箱
¥398円(2020.3.21の価格)
0.6リットルの廃油に、2.5リットル用を使うのは少しもったいない気がします。
ガスケット
純正部品番号:92065-058 (ガスケツト,10.5X16X1 )2枚必要で330円
以上の部品代は全部で¥1,783円です。
また、ドレンボルト締め付けトルクは2.0kg-mです。KSRのドレンボルト破損は定番?!なので注意したいところです。ネジナメてしまうとクランクケースの修理になるので、とても大変そうです。
メリット
- 費用が安くオイル交換できる
- 自分で交換しようと思った時にできる
- 作業が楽しい(私だけかも?!)
デメリット
- 廃油の処理が大変(住んでいる地域によります)
- オイルジョッキやドレンパンなどの道具が意外と必要になってくる
- 買ったオイルが、かなりが余ってしまう(KSR-Ⅱの場合)
ショップ(量販店)で交換の場合
いつも自分で素人整備した時は、「どっか壊れてないかな?!」「これで良かったのかな?!」と、いつも不安がつきまといます。エンジン周りや壊れやすい部分がある時は、プロにお願すると安心です。
メリット
- 廃油処理が簡単
- 部品を注文する手間が省ける
- プロにお任せ
デメリット
- 費用が高くなる
- 混んでいると待ち時間が長い
結論
私の住んでいる地域では廃油処理が大変です。トルクレンチを持っていないので、ドレンボルトのネジ山を破損してしまう恐れがあります。手ルクレンチでも十分できそうな気がしますが、万が一を考え、ショップ(量販店)で交換することにしました。
ミッションオイル交換
近くのライコランドに行ってきました。
新型コロナウイルスの影響なのか、この日は休日にも関わらず空いていました。
店員さんにオイル交換作業について尋ねると、「15分後にはできますよ!」とのことだったので早速お願しました。
ミッションオイル交換は、工賃込みで¥2,178円(税込み)でした。
オイル交換作業中にでバイクを預けている間の引換証です。
20分ほどでオイル交換が終了しました。
1年半経ったミッションオイルは汚れていたそうです。タイヤの空気が減っていたので、サービスで空気を入れてくれました。
整備伝票です
引換証と交換で整備伝票をもらいました。作業内容や走行距離、整備担当者名が記載されています。
感想
少し暖機をしてミッションオイルを温めてから乗ると、N(ニュートラル)から1速がスムーズに入るようになりました。ギアがスムーズに1速に入らなかったのは、ミッション故障ではなくオイルの劣化が原因でした。これでまたKSR-Ⅱに楽しく乗れそうです!
ショップデータ
ライコランド 柏店
千葉県柏市大島田394
電話番号 04-7193-4182
営業時間 10:00~20:00
HP http://www.ricoland.co.jp/shopinfo/kashiwa/index.html
今までのKSR-Ⅱの整備・メンテはこちらの記事にまとめています
念願の2stバイクのKSR-Ⅱ(KSR80)が納車されました。途中にライコランドで買い物をした後からトラブルが続きました。トラブルと修理&素人カスタムを時系列にまとめました。 KSR-Ⅱ(KSR80)の諸元データはこちらに[…]