手の消毒用にウォッカを買うことにしました。
新型コロナウイルス予防に使っていた消毒液が、色々とやりくりしいましたが、そろそろなくなって来てしまいました。コロナ対策の必需品のマスク・消毒液・体温計は、どこに行っても売り切れが続いています。
そんな中、厚生労働省が特例として医療機関でも手指の消毒用として60%台のエタノールを使用しても良いことになりました。
4/22の厚生労働省の文書です。
(画像をクリックすると拡大します)
出典:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000624093.pdf
実際に手をお酒(ウォッカ)でアルコール消毒した時の感想です
手の消毒用に購入したお酒(ウォッカ:富士白 65度)が届きました。2.7リットルの大きなペットボトルに入っていたので、普段持ち運びできるように、注射器ポンプでスプレーボトルへ詰め替えて使ってみました。実際にウォッカで消毒した感想や詰め替え[…]
消毒用のお酒
医療機関で消毒用アルコールが手に入らない状況だとすると、一般人の私が入手するのはとても大変そうです。そこで、ちょっと視点を変えてお酒で考えてみました。アルコール度数60度を越えるお酒と言うと、「ウォッカ」「ラム」などのお酒が思い浮かびます。何となく消毒用のアルコールよりも入手しやすそうです。
ネットで探しているとコロナに便乗した消毒液やお酒がたくさん売っています。
そこで探すポイントとして
- メーカー直販
- 日本製
- 納得できる価格
の3つに合うようなお酒を探していました。すると、こんな記事を見つけました。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消毒用エタノール不足から、「今できる事を。今しか、できない事を、私たちにしかできない事を」(原文ママ)を合言葉に製造を始めたという。
引用:和歌山経済新聞(2020.04.23)
https://wakayama.keizai.biz/headline/1586/
心意気が良いですね!これがその会社のお酒です。
ウォッカなので消毒用に使っても、臭いなどを気にしなくて良さそうです。
( 4/29注文時 4,995円 )
一見するとちょっと値段が高い気がしますが、量が2.7リットルもあるのでコスパ良さそうです。この先、新型ウイルスの状況がどうなるのかわからないので、注文することにしました。
高濃度アルコールを入れる容器
注文したウォッカが届いた時に備えて、持ち運べる入れ物を探します。
高濃度のアルコールは、よくあるペットボトルに入れると変形したり溶けてしまうことがあるそうです。(ペットボトルは、PET(ペット)という素材で作られています。)
Amazonで探していると「アルコール可」になっている容器がたくさん売っています。しかし、素材をみるとPETのものがほとんど…。素材が高濃度アルコール対応のPP(ポリプロピレン)になっているものも時々ありますが、レビューに「実際に届いたものはPET素材だった」と書かれているものがあったり…。どれを選んで良いのかわからなくなります。
そこで小分け容器を探すポイントとして
- 高濃度アルコールを入れても安心な素材
- 携帯できるように小さいもの
- 手に噴きかけができるもの
の3つのポイントに合う容器を探しました。
見つけたのは、この容器です。
( 4/29注文時 2,299円 )
PETの容器よりも少し高いですが、安心のガラス製で、香水などにも使える容器なので安心です。今回は、ウォッカ到着までに確実に届いて欲しいので「Amazon Prime」の商品を選びました。
実際にこのスプレーボトルを使った時の記事です
Amazonで手の消毒用のアルコール(ウォッカ)を入れるでガラス製のスプレーボトルを購入しました。スプレーボトルに漏れや割れがある不良品にあたってしまい、返金してもらうことにしました。その時の対応とスプレーボトルの漏れ対策についてまとめま[…]
アルコールハンドジェル(失敗談)
3月中旬に新型コロナウイルスの対策で、アルコールハンドジェルを購入しました。
この商品は、Amazon、楽天、Yahoo!、メルカリ、薬局などの実店舗などで売っているのを良く見かけます。
(画像をクリックすると拡大します)
実際に届いた商品です。
6本で¥2,220円(送料込み)でした。
使った感じは、ほんの少しスーっとして手がスベスベになります。これで除菌できるなら良いジェルだと思っていましたが。。。
ある日、職場関連でアルコール消毒ジェルを見かけました。
この消毒用ジェルです。
試しに使わさせてもらうと、ジェルを手に取り両手ですり込んでいると、アルコールが蒸発するときの「スーっとする感覚」が、私の使っていたジェルと全く違います。
使っていたジェルの裏側を見ると
アルコール濃度が書いてありません。
商品の説明書きを見ても、「手指を汚れから守る」「洗浄」など書いてありますが、「除菌」「殺菌」とは書いてありません。
色々と探しまわったところ、やっとアルコール濃度が載っていたHPを見つけました。
(画像をクリックすると拡大します)
このネットショップで商品説明に30%と記載されています。(店名は伏せさせて下さい)
エタノールを使った殺菌は、40%あたりから急激に殺菌効果が現れて、70%で最大の効果を発揮します。(濃度30%の場合は、ウイルス死滅に10~30分ほどかかるようです。)
※新型コロナウイルス対策で、このアルコールハンドジェルの購入を考えている方は、自分がどのように使うのかやアルコール濃度を確認することをおすすめします。
出典:厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け))
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q2-5
出典:花王 サイエンスプラザ アルコールと殺菌の話
https://www.kao.co.jp/pro/hospital/pdf/08/08_05.pdf
無水エタノールの追加
IQOSの掃除に使っていた「無水エタノール」が、ほとんど使わずに残っていました。半分くらい使っていたので、無水エタノールを一杯まで入れて混ぜて使っています。(おおよそのエタノール濃度は、0.5×30%+0.5=65%程度です)
エタノールを追加したことで、アルコールジェルはサラサラになりました。アルコールが揮発する「スーッとした感じ」は全く違います。これで安心して使えるようになりました。
新型コロナウイルスに関連する商品はたくさん出ています。こんな時だからこそネットで買い物をする時は、良く確かめて買い物をしたいですね。