情人節
2月14日のバレンタインデーのことを、中国では情人節(ちんれんじえ)と言います。「情人」は恋人の意味で「節」は日を意味します。日本では女性から男性へチョコレートを贈りますが、中国では少し習慣が違います。
日本
日本では女性から男性へ贈り物をします。
女性から告白したり、チョコレートなどのプレゼントを贈ります。
中国
中国では男性から女性へ贈り物をします。
一般的にはバラの花束を贈ります。(男性から女性へ贈り物をする日なので、中国では義理チョコの習慣がありません)
また、wechatの紅包を送ったりもします。
金額は、520元(日本円で約8000円くらい)を送っているのを良く見かけます。520の意味は、「我爱你」(あなたを愛してます)を意味します。
しかし、2019年の夏頃からwechatpayのセキュリティ(本人確認)が厳しくなりました。中国に口座を持っていない私は、チャージや受取りが出来なくなっています。(残高が残っている分の送金はできます。)
今年はwechatで紅包を贈れないので、福建省出身の彼女に花束を贈ることにしました。
花のことは全くわからないので、花屋さんにお任せしました。(おかげでとても綺麗な花束になりました)
彼女に花束を渡すと、最初は「嬉しい~」と言ってくれましたが、バラの本数を見て「4本なの?!」と少し真顔になります。
そうなんです。4は中国も日本と同じで縁起の良い数字ではありません。(昨年は3本でしたが、今年は4本にしました。)
バラの本数の意味を説明すると、ニコニコと嬉しそうな笑顔になりました。
花言葉の意味
バラが3本:告白。愛しています。
バラが4本:死ぬまで気持ちは変わりません。
かなり照れ臭かったんですが、きちんと思いを伝えました。
後で彼女から写真が送られてきました。
気に入って貰えたようで、花瓶に入れて飾ってくれました。綺麗に飾ってくれて嬉しいですね!
彼女からチョコレートを貰いました!
バレンタインに彼女からチョコを貰うと、やっぱりとても嬉しいですね!
日本と中国で文化は違いますが、相手を思いやる心は同じです。今年は日中の良いとこ取りの素敵なバレンタインデーになりました。
今年の中国の情人節は、新型コロナウィルスの影響からか、マスクを花束のようにして贈っているみたいですね。
今の中国でこれだけマスクを手に入れるのは大変でしょうね!
今年は花束よりも喜ばれるでしょうね!