母が白内障の手術を受けて来ました。送り迎えなど色々と苦労しましたが、母が「手術して良かった!」と喜んでいるので良かったです。手術を思い立ってから実際に手術を受けるまで、約二か月半ほどの期間でした。手術が終わってから、1か月程度は、力仕事や長時間下向きの作業不可など、少し制限があります。
白内障の手術を思い立ってから、手術後の運動制限が終わるまでのフローです。
この記事では、紹介された病院に行って手術~その後をまとめました。
白内障の手術を決めてから、手術するまでの記事です
母が白内障の手術をしました。まずは近所の眼科に行きました。最初から手術ができる眼科に行くことも考えましたが、手術が終わったあとのことも考え、近所の眼科に行って手術ができる病院を紹介して貰いました。 白内障の手術を思い立って[…]
右目手術
手術当日
手術当日は、手術専用の受付に行きます。受付を済ませると、まずは血圧を測ります。
なんと血圧の上が180ほどありました。手術のため血圧の薬を飲んでいないのと、病院に到着直後で高かったようです。少し休んでから再計測すると、上が170弱まで落ち着きました。(これでも十分血圧高すぎですが)
血圧測定後に目薬を挿して貰いました。その後、10分くらい後に再度目薬を挿して貰いました。麻酔薬か何かを点眼されていたような感じです。
受付が終了後20分くらいで、母の手術の順番になり、手術室へ呼ばれて行きました。手術室に入る前に、帽子、手術着(上から羽織るタイプ)、スリッパを履いていたようです。
呼ばれてから30分もしないうちに帰って来ました。無事に手術が終わったようで、痛みなども全くないようです。
右目には、写真のような大きな眼帯?のようなものが貼り付けてありました。
(帰宅後の夕食中の写真です)
この日は無事に手術が終わり、痛みも有りませんでした。片目ですが、やっと手術が終わったことに安心したのか、スヤスヤと早い時間から寝ていました。
手術翌日
翌朝は9:00から開院です。間に合うように少し早めに行きました。駐車場に車を止めて病院まで歩いて行きます。後ろから母を見ていると、右目に眼帯をしているせいか、右側の行き交う人とぶつかりそうになっています。
あまりにも危なかったので、背後から母の両肩に手を置き「ゆっくりで良いからリラックスして歩こうよ」と促しました。そうやって歩くことで、すれ違う方々にも感じて頂けたようで、母にぶつからないように注意してくれるようになりました。(感謝です)
眼科では術後の経過を確認し、眼帯を外して貰いました。
この日より3~4種類の目薬を一日4~5回の点眼が始まりました。
左目手術
手術当日
右目の時と同様に受付をし目薬を挿して貰います。ふと見ると、手術をする方の目の上に誤認手術防止の赤いシールが貼ってありました。
この日もスムーズに手術を終え、左目に眼帯をして待合室に帰って来ました。しかし、何だか怒っています。根気よく理由を聞いて見ると、前回の右目の時に無かった「痛み」がけっこうあるようです。
看護士の方に痛みが有ることを伝えると、「通常は痛みが出ることはない」「痛みが出る場合が、市販のロキソニンなどを服用して下さい」「どうしても痛みが治まらない時は、連絡して下さい」と優しく説明されました。
少し休んで母の様子を見ていると、十分家に連れて帰れそうです。しかし、病院を出て車まで歩く途中で「痛い。。。痛い。。。」と言っています。
病院で聞いたとおり、帰宅途中のドラッグストアで「ロキソニン」を買いました。(市販薬ですが薬剤師の説明が必要な薬です)
食後に1錠飲ませると痛みが消えたようで、機嫌が直りました。
手術翌日
翌日も朝から眼科に向かいます。寝起きから痛みは無いようですが、時々目にゴミが入った時のようにゴロゴロするような違和感があるようです。
最初は母一人で眼帯を取って貰ったりの処置をして貰いました。その後の先生の診察時には、一緒に診察室に入り先生の説明を聞きました。診察の結果は問題なしで、今後は近所の眼科(紹介元)で見て貰って下さいとのことでした。取り敢えず一安心です。
近所の病院
左目の手術の翌々日に近くの眼科に行って来ました。
(手術した眼科より紹介状を貰っていました)
先生に診察して貰った結果は良好でした。後は3か月間目薬をの点眼を頑張るだけです。
手術後に気を使ったこと
手術後は、お風呂に入れません。しかも、母はシャワーが苦手です。そこで、お風呂に入らなくても使えるシャンプーと体拭きを近所のドラッグストアで購入しました。
お湯のいらない泡シャンプー
私も骨折で入院した時に使ったことがあります。ムースの泡を髪につけて、蒸しタオルで拭くだけです。それだけでサッパリします!
さっぱりからだふき
体拭きのシートと悩みました。この体拭きはタオルに付けて使います。シートは小さく背中を拭くのに一苦労しそうです。タオルなら背中を拭けるので、これを選びました。
防護メガネ購入
おかげさまで手術は無事に終わりましたが、3か月間は点眼が必要になります。その3か月間に目にゴミが入ったら大変だな!と思い、保護メガネを探すことにしました。
ネットで色々な防護のメガネを探しました。zoffの花粉対策メガネが良さそうです。
デザインも至って普通のメガネの感じです。
https://www.zoff.co.jp/shop/g/gZA201V03-14E1/
メガネを購入するには、サイズや掛け具合が分からないと不安です。実店舗の在庫が確認できるのは助かります。
近くのzoffに在庫を見つけたので早速行って来ました!
お店に着いて探しましたが、全然見つかりません。店員さんに聞くと、展示していないようで、下の引き出しの中のストックから出して頂きました。まだシーズン前だったようです。
試着してみると良い感じにピッタリ良いサイズです。
色が黒のメガネしかありませんでしたが、掛け心地も良いようで母もご満悦の様子です。
とても気に入ったようで、室内や外出時にメガネを掛けてくれるようになりました。母が一番気に入っている点は、天ぷらなどの料理する時の「油はね対策」に使えて「とっても良いの!!!」と笑顔で言っていました。
感想
私は、手術と聞けば何でも「入院」と思ってしまいがちな年代です。白内障の手術について調べてみると、今回お世話になった眼科のように「日帰り手術」の病院が多いようです。
母を眼科に連れて行く日は、半日休暇で半日送迎、昼食は移動中の車の中で何か食べながら運転と言った状況でした。これが2~3日連続になり、右目・左目を連続で手術すると、2週間連続になります。
日帰り手術と聞けば、簡単そうな手術に思えてしまいます。実際は、私のように病院の送り迎えや食事の用意をしたりするとかなり大変でした。
手術を思い立ってから、左右の目の手術が終わるまでに二か月半、その後の運動制限がなくなるまでに更に一か月掛かります。目薬の点眼が終わるまでで考えると、手術を思い立ってから5か月半と約半年ほど掛かります。思ったより長い期間掛かる気がします。