最近暑くなってきて、車に乗ると時々「ムッ」とした感じの臭いを感じるようになりました。振り返ってみると、1年以上エアコンフィルターを交換していません。エアコンフィルターの交換は簡単なので、今回は自分で交換することにしました。簡単な作業のはずが、グルーブボックスのダンパーが外れてしまい、ちょっと苦労しました。
清掃:15,000kmごと
交換:30,000kmごと
ソーラーベンチレーションシステム装着車
清掃:7,500kmごと
交換:15,000kmごと
ソーラーベンチレーションシステム装着車とは?
車体のルーフに付いているソーラーパネルで発電した電気で、エアコンのファンを作動させて空気を循環させ、炎天下での駐車時に車内温度を下げる機能です。
エアコンフィルターを適切に清掃・交換しないでいると、悪臭やカビ臭がしたり、エアコンの風量が落ちて効きが悪くなったります。
私の車には、ソーラーベンチレーション付いています。外観はこんな感じです。
屋根の黒い部分がソーラーパネルです。スイッチを入れておくと、自動でファンが動いて空気を循環してくれます。夏の晴の日には、車内が暑くなりすぎず便利な機能です。自動で換気をしてくれる分、エアコンフィルターの寿命は短いようです。
グルーブボックス取り外し
助手席側のグローブボックス
グルーブボックスの奥に、エアコンフィルターが入っています。
グルーブボックスを開ける
まずはグルーブボックスを開けます。中には、車検証や説明書などいっぱい物が入っています。中に物がたくさん入っている状況でも作業はできます。
ダンパーの取り外し
グローブボックスを開けた時に、一気にガタンと開かないように左側の側面にダンパー付いています。このダンパーの輪っかの部分を取り外します。
グローブボックスの取り外し
グルーブボックスは、上側2つ、下側2つのツメ止まっています。
上側のツメは内側に少し押すと外れます。上側のツメを左右とも外したら、下側のツメを片方ずつ引き抜くようにして外します。
グルーブボックスが外れました。
中の物を入れたままでしたが、問題なく外れました。
グローブボックス本体下側のツメです。
車体側の丸くなっている部分に、カチっとはまる感じです。
エアコンフィルター取り外し
フィルターカバーを外す
左側のツメを押すだけで、簡単にカバーが外れます。
使用中のエアコンフィルター
エアコンフィルターが出てきました。パッと見は、それほど汚れた感じには見えません。
しかし、取り出してみると…。
かなり汚れていました。ほこりやゴミがたくさん付いています。清掃すれば使えそうな気がしますが、今回は交換することにしました。
エアコンフィルターの購入
どこのメーカーにするか悩みましたが、手頃な値段のDENSO製にすることにしました。DENSOは、トヨタから分離したメーカーなので品質は安心できそうです。
購入したエアコンフィルターです
(5/30購入時価格:¥1,820円)
届いたエアコンフィルターです。
古いフィルター(左側)と新しいフィルター(右側)を並べてみました。
緑色の面が上側で、黒色が下側です。並べてみると、両面ともかなり汚れているのがわかります。古いフィルターはトヨタで交換したものです。形状や質感は全く同じように感じました。
エアコンフィルターの取付
エアコンフィルターの取付
エアコンのフィルターに印刷されている「UP」を上にして、元々入っていた位置と同じ右側に寄せて挿しこみます。
フィルターカバーを閉める
開けた時と同じで、閉めるのも簡単です。
グルーブボックスをはめていたらアクシデントが…。
ダンパーがポロリと外れてしまいました。
試行錯誤してダンパーを取り付けました。
作業中の写真を見返しましたが、元々どこに付いていたのか分かりません(汗)ネットで探しても情報が見つかりません。グルーブボックスを付けたり外したりを色々試して、無事にダンパーの取付ができました。分かってしまえば簡単ですが、ポロリと落ちてきた時は焦りました。。。
グルーブボックスの取付
外した時と逆の手順で、グルーブボックスを取り付けました。
これで作業は完了です。
感想
エアコンフィルター交換後は、何となく車内の空気がきれいになった気がします。汚れているエアコンフィルターをそのまま使っていると、悪臭が出たり、エアコンの効きが悪いなどの原因になってしまいます。エアコンフィルターは、¥2,000円~¥3,000円程度で購入できて、交換も簡単です。定期的に交換したい部品ですね!