ある冬の日のことでした。仕事が終わり家に帰ろうと思い、エンジンをスタートさせた時のことです。エンジンからガタガタ音が出て、車体全体が大きく揺れ始めました。この記事では振動の対策についてまとめました。
車体がガタガタ振動
エンジンスイッチをONにして走り出したら、こんな感じで突然車がガタガタと大きく揺れ始めました。ちょっと驚いていまいましたが、修理に出した時などの説明用に撮影した動画です。
エンジンがノッキングして車体全体が揺れてまいす。アイドリングが低くてノッキングしてしまう症状によく似ていました。
他の症状としては、ハイブリッド車のため走行中にエンジンのON・OFFが自動で行われますが、エンジンがONになった時に振動が出ている感じがします。
エンジンが温まると、車体がガタガタ揺れるほどのノッキングは出なくなりましたが、走行中のエンジンのON・OFF時には、軽い振動が出ています。
応急処置
エンジンのどこかが詰まっている感じがしたので、数日間走行モードをパワーモードにしエンジンを高回転まで回して運転していました。アイドリング時の車体がガタガタするほどの振動は出なくなりました。エンジンオイルを交換したところ更に振動が減りました。
原因を考える
昭和~平成に入った頃の昔の車でしたら、このノッキングの症状はエアフロメーターやスロットルボディを専用の洗浄スプレーで清掃したり、コンピューターのアイドリング調整程度で収まった気がします。今の車は、とても複雑になっていてよくわかりません。素人考えですが、どうやら吸気系のメンテナンスが必要になってきているように感じました。
プリウスの吸気系のメンテンナンス箇所として考えられるのは
- エアークリーナー
- エアフロメーター
- スロットルボディーの汚れ
- EGRバルブの汚れ(EGR:排出ガスの再循環システム)
などが思い浮かびます。
このあたりのメンテナンスで改善されなければ、燃料系やコンピューターやエンジン内部など範囲が広がってしまいます。素人には難しいので、修理工場行ってプロに診て貰ったほうが良さそうです。
メンテナンス
いくつかメンテナンスのメニューを考え、順番にやってみようと思います。
エアークリーナー交換
まずは、一番費用が安く済むエアークリーナーを交換してみようと思います。部品も¥2,000円~¥3,000円程度と安価で、交換作業も難しくなさそうなので、自分で交換してみようと思います。
そこで社外品や純正品のエアークリーナーを探してみました。
社外品ですが「トヨタ モビリティパーツ株式会社」の製品です。トヨタの関連会社なので品質に問題はなく、安心して使えそうです。
(6/14現在の価格:¥1,600)
トヨタ純正品です。
(6/14現在の価格:¥2,370)
他にも色々と社外品が出ていると思いますが、気が付いた時にオイル交換を適当にしているくらいで乗っているので、私の使用状況を考えるとこのあたりで良いかな!?と思っています。
エンジン内部洗浄
長年の走行で、吸気系に付着したカーボンなどを、分解不要できれいにしてくれる洗浄システムを見つけました。
それは、WAKO’SのRECSと言う洗浄システムです。価格を調べてみるとプリウスの場合で、¥6,000円前後で施工してくれるお店が多いようです。(ちなみに、EGSバルブの分解清掃の値段を聞いたら、2~3万円と言われました。)
RECSではこの緑の部分を清掃します。
施工中には白煙を吹き、施工後200~300km走行すると効果が出てくる」ようです。
出典:株式会社和光ケミカル
https://www.wako-chemical.co.jp/recs/product-info/
RECSは、エンジン内部も洗浄範囲に入っているため、施工には知識が必要です。ネット調べると自分で施工されている方もいるようですが、失敗するとエンジンを壊してしまう恐れがあります。
個人的には自分でやってみたい気がしますが、万が一のことや資機材を揃えることを考えると、プロに任せた方が安心で安く済みそうです。
RECS施工店リスト
https://www.wako-chemical.co.jp/recs/shop-list/
出典:株式会社和光ケミカル
https://www.wako-chemical.co.jp/
取り敢えずエアーフィルターを交換してみて、ガタガタの振動が収まらない時はRECSを試してみたいと思います。
2020.6.30追記
エアークリーナーを交換しました
ガタガタ振動の対策で、まずはエアークリーナーを交換することにしました。実際に交換作業を行い、車に付いていたものを確認しました。すごく汚れているといった感じではありませんでしたが、せっかく購入したので交換することにしました。実際にエアークリ[…]